万国博覧会でも受賞経験のある世界的ブランドロンジン
ロンジンと聞いても、パッとどんなものを扱っているメーカーなのか思い浮かばないという方がいらっしゃるかもしれません。しかし、知る人ぞ知る大変有名な高級ブランド時計メーカーの一つに挙げられます。ロンジンは、1832年にスイスサンティミエにて創業された老舗時計メーカーです。創業当初は他社からのパーツを使って組み立てられるエスタプリール方式で製造されていましたが、1867年には自社ムーブメントを開発されるようになり、のちに1100人を超える従業員を抱えるメーカーへと発展していきました。
万国博覧会に出品された懐中時計が銅賞を受賞した事で、世界的に名声を残す結果となりました。ロンジンはこれ以降、偽造品の流通を防止する為に文字盤にロンジンの文字を刻印されるようになり、翼を持つ砂時計のロゴも刻まれているのが特徴です。後1980年にクオーツショックを受けてスイスの時計業界は経営が傾くメーカーも多い中、ロンジンは規模を縮小してスウォッチグループの傘下に入る事で倒産を免れます。現在では性能が良く、時計界の中では大変有名な高級ブランド時計でありながらも、20~50万円台のミドルプライスで手に入れることができる事から、日本の時計好きな方にとってもお求めやすいブランド時計ということで、好んで身につけられる方も少なくありません。
また現在はかつてのアンティークモデルを復刻したヘリテージコレクションなどで注目を集められています。
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